鳴海伊賀衆 [読売]忍者観光愛知いざ 県が演武集団結成(2015/10/18掲載)

地元ではわまり話題に上がっていない「鳴海伊賀衆」ですが、今後は観光の起爆剤になるのでしょうか。
そういえば緑区役所近くに「伊賀殿」という地名がありますが、これも関係しているのでしょうか…。

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全国で忍者を活用したまちおこしが進む中、愛知県でも「徳川家康と服部半蔵忍者隊」を結成し、観光客の誘致に乗り出した。ターゲットは、2020年の東京五輪で来日する外国人だ。県は5年後に照準を合わせ、伊賀忍者で知られる三重県伊賀市と連携し、「忍者の里」として知名度アップを図る。

名古屋市の中心部で17日から始まった「名古屋まつり」の特設ステージ。忍者隊がバック転などを取り入れた演武を披露すると、客席から拍手がわいた。「忍者が戦って服部半蔵が決めポーズをするところが面白かった」。大阪府から来た日根野谷優鈴音ゆりねさん(10)は、うれしそうに話した。

忍者隊は愛知県が選考した元ダンサーら6人で、8月1日にデビューした。売り出し中の忍者隊は今、様々なイベントなどに出演。半蔵役の男性は「忍者はクールジャパンの代表格。愛知と忍者をアピールしていきたい」と語った。

「忍者学」を提唱する山田雄司三重大教授(日本中世史)によると、半蔵は愛知県の三河地方で生まれたという。徳川家康が江戸城へ移る時に半蔵配下の忍者たちが尾張国の鳴海(名古屋市緑区)に一時期集められたため、「鳴海伊賀衆」と呼ばれていたこともあった。

さらに、名古屋城周辺には忍者が代々住み、尾張藩伝来の史料を保管する名古屋市の蓬左ほうさ文庫にも忍術書が所蔵され、山田教授は「愛知県は忍者と密接にかかわってきた土地だ」と説明する。

愛知県を訪れた外国人観光客は昨年123万人。10年前と比べ、倍増したが、さらに「忍者」で外国人を呼び込むために、県は伊賀市との連携を考えている。県観光振興課の安達智志さんは「中部国際空港や名古屋駅を玄関口として県内観光をしてもらった後、伊賀市に観光客を誘導する仕組みを作りたい」と意気込む。

伊賀上野観光協会の稲垣八尺やさか専務理事も「中部地方といえば『武将・城・忍者』とイメージしてもらうチャンス。愛知県と協力し、中部地方全体の魅力アップにつなげたい」と歓迎する。

2015年10月18日 Copyright c The Yomiuri Shimbun
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全国で忍者を活用したまちおこしが進む中、愛知県でも「徳川家康と服部半蔵忍者隊」を結成し、観光客の誘致に乗り出した。ターゲットは、2020年の東京五輪で来日する外国人だ。県は5年後に照準を合わせ、伊賀忍者で知られる三重県伊賀市と連携し、「忍者の里」として知名度アップを図る。

情報源:忍者観光愛知いざ 県が演武集団結成 :中部発 :読売新聞(YOMIURI ONLINE)

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