なるじんで野球や花見をしてた

鳴海にあるんですが、なぜか「成海」な神社です。
自分たちは「なるじん」と呼んでました。支持される人や物は略されて呼ばれるそれです。

ヤマトタケルノミコト(日本武尊)と縁のある神社、もともとは500mほど南にあったそうですが、鳴海城築城にともなってここに移転されたそうです。

新年、年が変わる頃には初詣客が鳥居を越えてバス通りまで伸びているそうで、元日の午前中は駐車場待ちの渋滞が花井の交差点まで続くそうです。
「そうです」ってのは、行ったことないんですよね。
子どもの頃は近所に住んでたし、今はすぐそばで仕事してるんですが、家業の関係で年越しに関しては全く縁がないのです。

で、子どもの頃の話になると、この「なるじん」の駐車場で野球をやった記憶が蘇ってきます。
左打ちがいないメンバーだったこともあり、大リーグの特殊な球場じゃないですがライトが極端にせまくても打球が飛んでいかないから気にしない、でもプラスチックバットでパッカーンと打つと、まれにセンターの頭を大幅に越えて道路まで飛んでいったりして。そんな時はさっさと逃げるわけです。
そのうち、東海銀行(現在 三菱東京UFJ銀行)鳴海支店の建て替えにともなって、駐車場の北半分に仮店舗と建設されて、来店客の車がひっきりなしにくるようになって危険性が高まりあえなく(個人的に)閉場となりました。

昭和52年の航空写真

昭和52年の航空写真

昭和52年の航空写真を見ると、駐車場はまだ敷地東の砂地になっています。
鳴海商工会館、緑消防署鳴海出張所、緑ふれあいセンターもまだありません。

昭和60年の航空写真

昭和60年の航空写真

昭和60年の航空写真になると、駐車場の一部に建物と駐車場が写っています。
これが東海銀行の建物と駐車場。
その北側に緑ふれあいセンターもできあがっています。


今は駐車場もアスファルト舗装など整備されてますが、以前は通り沿いも桜の木が植えてありました。

そうなると日常から行くことも少なくなって、秋祭りや節分、茅の輪くぐりなどの季節の行事くらいでしか行かなくなってしまうんですよね。
他に楽しみというと春になると駐車場で花見をしたり。
車のヘッドライトを灯りにわいわいやってましたが、あれもゴミをそのまま放置していく輩が目立ったのかいつの間にか夜間は立ち入り禁止状態になって行かなくなりました。
一時期は一定の時間になるとチェーンを掛けられるという話も聞きましたが、いまはどうなんってるんでしょうかね。近いのに現状を知らなすぎ。
それでも花見シーズンになると休憩時間にでかけて撮影するんですが、平日の午後でも数組の人が参拝とあわせて桜の木を撮影されています。

昭和50年代までは朝市もやってまして、今で言う軽トラ市みたいな感じです。
車同士をテント屋根で繋げていたので子どもながらにちょっと闇市的な雰囲気もあった印象がありますが、現地からラジオの生中継が何度か行われたこともあって、人出も多かった記憶があります。

それから、現在、敷地の東北部分には緑消防署の鳴海出張所と月極などの駐車場になっていますが、池と少し前まではふれあいセンターというコミュニティセンターがありました。
あの池はなにか意味があって作られていたのか今思い返すと不思議です。
その駐車場の脇にもありますが、敷地内のは石碑が数多く立っているので、時間があるときに見て回るのも一考です

ちなみに平成9年などには秋季例大祭の日に駐車場で打ち上げ花火があがったことがあります。
ちょうどこの日、ウチ、開店日だったんですよ。
開店祝いにどデカい花火を打ち上げてもらって、そりゃあもう、注文が全く聞こえない。なんてこともwww

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