12月11日は徳重だいこんの日!
12月に収穫期を迎えることと、両手にだいこんを持つ姿を掛け合わせています。
徳重だいこんは、その名のとおり徳重地区で伝統的に栽培され、最も盛んに生産されていた昭和20年代から50年代には東北や北海道まで出荷されていました。円筒形、太く短く先が丸い、肉質が固い、長持ち、曲がりが少ないなどの特徴を持つ徳重だいこん。最盛期当時は「袋詰めして北海道まで送っても折れない」と賞されていたとか。都市化などにより、しばらくの間は生産が途絶えていましたが、平成28年にある農家の農業用冷蔵庫で保管されていた種が見つかりました。そこで徳重だいこんを復活させるため、JAみどりがかつての生産者への聞き取りなどを行うとともに、平成29年に種の一部を譲り受けました。そして、6年かけて名古屋市農業センターと共に毎年栽培・種採りを繰り返し、できるかぎり当時の徳重だいこんに近づけるべく試行錯誤と努力を重ねました。令和4年には生産農家などで構成される徳重だいこん保存会が設立され、活動に弾みがつきました。こうした努力の結果、令和5年3月に「あいちの伝統野菜」に選定され、見事に復活を遂げました!
地域の特産として、ブロッコリー、玉ねぎ、ぶどうなどが盛んに生産されていて、農産物にも魅力いっぱいの緑区!朝市などに出かけて、その季節にしか採れない農産物で旬を感じてみてね!
徳重支所で栽培してみた!
挑戦したのは、みどり区民プラザサポータークラブです
- 9月上旬:底の深いプランターに市販の培養土を敷き詰めて、いざ種まき!
- 10月下旬:毎日の水やりと、間引き・施肥(せひ)・土寄せを行います。
- 11月下旬:大きくなってきて、もうすぐ収穫です。
- 12月中旬:収穫!思った以上に短かったのは徳重だいこんだから?
栽培の様子は市公式note(外部リンク)にてご覧ください。
みどり区民プラザサポータークラブ会員募集中!
徳重支所で活躍するボランティアグループです。約60人のサポーターが、区民プラザ利用者への案内・見守り活動や年数回の交流行事に力を合わせて取り組んでいます。一緒に活動しませんか?
徳重だいこんの種って手に入るの?
徳重だいこんの種は市販されておらず、徳重だいこん保存会の皆さんを中心に、徳重だいこんの特徴がよく出ている純度の高い種を増やしている最中です。採れる数も少ないため、現状では簡単には手に入らない貴重なものです。種だけでなく、徳重だいこんもあまり出回っていないため、旬の時期に朝市やスーパーで見つけたら、ぜひ買って食べてみてください!
区ウェブサイトでは、レシピなど徳重だいこんについて紹介しています!
共通事項
問合:
徳重だいこんに関すること 区役所東部・緑農政課 電話番号 052-625-3932 ファクス番号 052-623-8191
みどり区民プラザサポータークラブに関すること 支所区民生活課 電話番号 052-875-2202 ファクス番号 052-878-3766
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