中学生が半年以上かけて有松・鳴海絞を研究
平成26年9月27日(土)、読売新聞紙面において、「有松・鳴海絞」に関する横浜の中学3年生による研究発表の記事が掲載されていました。
総合学習として半年以上かけて研究を行い、今回は修学旅行を利用して実際に現地訪問し、実際に絞り業者から話を聞いたり、絞りの体験をしたそうです。
百聞は一見に如かず。実際に現地に赴いて、目で見て耳で聞くことで得る情報量というのは計り知れません。
修学旅行を利用してとのことで、ほとんど会社などの視察旅行にも近い感じですね。
一石二鳥、有意義な4日間になったのではないでしょうか。
様々な角度から、自分たちの研究成果
—–
以下紙面から抜粋
—–
公文国際学園中等部(横浜市)の3年生24人が26日、伝統的工芸品「有松・鳴海絞」についての研究発表会を名古屋市緑区で開いた。
生徒たちは総合学習の授業を使って半年以上かけて研究を進め、3泊4日の修学旅行を利用して有松・鳴海絞を研究するグループが同市を訪れ、絞り業者から話を聞いたり、絞りの体験をしたりした。
旅行最終日の同日、生徒たちは3~5人の7班に分かれ、約400年の歴史を持つ「有松・鳴海絞」に関し、伝統工芸の担い手の高齢化や後継者不足、零細企業が多い経営基盤の弱さ、現状と将来展望など様々な角度から、自分たちの研究成果を披露した。
発表会が開かれた「有松・鳴海絞会館」事務局の近藤さんは「若い人たちの意見は、私たちにも良い刺激になった」と喜んでいた。
発表を終えて、グループのリーダーは「実際に現場の方から意義深い話が聞けて良かった。今後、伝統ある日本文化の良さを、若い世代を中心に伝えていきたい」と話した。
(全文はページをお読みください)