中日新聞に記事が掲載されていました。
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名古屋の代表的な伝統産業「有松・鳴海絞」を使ったクールビズシャツが完成し、名古屋市中区栄のナディアパークで初公開された。県絞工業組合らが1年がかりで開発し、初の男性用商品として販路拡大を狙う。市役所の職員が夏のエコスタイルで着用することが決まっているほか、松坂屋での販売を予定している。
「匠(たくみ) 有松・鳴海絞」ブランド化の一環として、同組合の8社が昨年夏から開発を進めてきた。本格的な男性用商品の開発は初めてとあって、デザイナーの意見を聞き、ビジネスシーンで着られるよう工夫を重ねた。
今回は「嵐絞り」や「平縫い絞り」など伝統技法で染め上げた半袖、長袖合わせて30種類を提案。軽くて薄い生地と涼しげなイメージが特徴で、6月から市職員が「市役所エコスタイル」で着用する。5月には父の日に合わせ松坂屋本店で販売を始める予定。価格は1万5000-3万円程度。
今年は有松の開村400年にあたり、同組合の竹田嘉兵衛理事長(67)は「これを機に地域の伝統産業を盛り返し、全盛期を抜くぐらいまでにしたい」と、新商品に期待を込めた。
中日新聞:有松・鳴海絞でクールビズ 男性用シャツを商品化:愛知(CHUNICHI Web)
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20080304/CK2008030402092391.html